堺市様

sakaesi_logo

堺市様

sakaesi_logo
概要

お客様の課題
 河川水位、土砂災害危険度の高まり、降雨予想など様々な災害関連情報を一元的に収集し監視するシステムがなく、災害対応時には短時間で複数の職員が気象庁をはじめとする多種多様な情報を都度確認、集約する必要があった。また、この作業には災害対応に係る一定のノウハウが必要であり、一部の職員に依存する状況があった。

導入製品と効果
 「HalexForesight!」を導入。必要な情報収集が自動化されたことで工数を軽減できたことに加え、把握すべき必要な最新の情報を一覧できることで見逃しなく確実に取得できるようになった。また、庁内の防災関係職員も同一画面で情報を確認できており、拠点間でのスムーズな情報連携が実現できている。
堺市タイトル
概要

お客様の課題
 河川水位、土砂災害危険度の高まり、降雨予想など様々な災害関連情報を一元的に収集し監視するシステムがなく、災害対応時には短時間で複数の職員が気象庁をはじめとする多種多様な情報を都度確認、集約する必要があった。また、この作業には災害対応に係る一定のノウハウが必要であり、一部の職員に依存する状況があった。

導入製品と効果
 「HalexForesight!」を導入。必要な情報収集が自動化されたことで工数を軽減できたことに加え、把握すべき必要な最新の情報を一覧できることで見逃しなく確実に取得できるようになった。また、庁内の防災関係職員も同一画面で情報を確認できており、拠点間でのスムーズな情報連携が実現できている。

堺市タイトル


「南海トラフ巨大地震や上町断層帯地震をはじめ、頻発化・激甚化する自然災害等、様々な危機事象から市民の生命、身体、財産を守るため、令和6年能登半島地震発生に伴い被災地支援を行った経験も踏まえ、災害対応力の向上への取組を続け、市民生活の安全・安心を確保することが自身のやるべき使命と認識しています。」


危機管理室 危機管理課
課長補佐
秋田 昌紀様
秋田 昌紀様
秋田 昌紀様 「南海トラフ巨大地震や上町断層帯地震をはじめ、頻発化・激甚化する自然災害等、様々な危機事象から市民の生命、身体、財産を守るため、令和6年能登半島地震発生に伴い被災地支援を行った経験も踏まえ、災害対応力の向上への取組を続け、市民生活の安全・安心を確保することが自身のやるべき使命と認識しています。」
危機管理室 危機管理課
課長補佐
秋田 昌紀様

導入ソリューション
HalexForesight! ※堺市様向けサービス名称:防災情報支援サービス


導入の背景
 堺市は、近畿地方の中部、大阪府の中南部に位置する。人口は約81万人(令和6年10月現在)と、大阪府内で大阪市に次ぐ第2の政令指定都市である。面積も約150平方キロメートルと大阪市の次に広く、行政区として7区が設置されている。丘陵地帯、住宅部、都市部、埋立部など多様な環境があり、エリア毎に異なる災害リスクが存在する。
 防災に関しては「堺市地域防災計画」および「堺市国土強靭化地域計画」に基づき、「市民の生命、身体及び財産を災害から保護」し、たとえ大規模自然災害が発生しても「致命的な被害を負わない強さ=災害に強い堺市」と「速やかに回復するしなやかさ=災害から素早く立ち直る堺市」として「強靭な地域」をつくりあげるための取組みを行っている。防災業務の主担当である危機管理室には、地域防災計画等の策定や災害備蓄等を担う防災課に加え、危機事象への初動対応や防災訓練、防災関連システムの管理運用を担う危機管理課が設置されており、庁内外との総合的な調整を行う役割を担っている。


お客様の課題
 先述の通り多様な環境にある堺市において、サービスの導入以前は災害関連情報を一元的に収集し一覧化することができておらず、災害対応時には、担当職員が気象庁をはじめとする複数の災害情報を確認する必要があった。危機管理課としての情報集約力に課題を感じており、その点に強みがあるソリューションを探していた。


選定理由
採用理由①:情報の一覧表示機能
 ハレックスの気象災害リスクモニタリングシステム「HalexForesight!(以下、本サービス)」は、その画面構成として監視対象エリアの防災情報を表示する領域が広く、降水情報に加えて、土砂災害、洪水、浸水害の危険度や台風経路図など、従来は複数の画面を切り替えて確認していた情報を一覧表示できることが最大の利点である。

採用理由②:6時間先までの危険度情報を提供
 災害対応の迅速な意思決定に、ハレックスが独自に提供する災害リスク情報が一役買っている。気象庁が2時間先まで提供する「大雨警報(土砂災害)の危険度分布」(土砂キキクル)と同じ算出ロジックで算出される、6時間先までの土壌雨量指数の情報をもとにリスクの可視化が可能となっており、これにより避難情報の発令をより早期に検討開始できている。

採用理由③:予報士サポートの手厚さ
 オプションサービスである、24時間体制の「予報士サポート」は、ハレックスの気象予報士が直接担当し堺市のデータを確認した上でのアドバイスを受けられるサービスであり、こちらも災害対応時において対応方針の意思決定に欠かせない重要機能と考えている。


導入効果
 本サービスの導入により、必要な情報収集が自動化されたことで情報収集の工数を軽減でき、さらに把握すべき必要な最新の情報を誰でも迅速・確実に収集・監視できるようになったことが大きい。従来は、警報発出時における危機管理センター設置から関係者会議開催までの短時間の間に、担当者が気象庁のホームページの確認や資料作成作業などを行っていたが、現在、状況報告は本サービスの画面を投影して行っており、事前の資料作成工数の軽減につながっている。さらに最新情報で対応を協議できるというリアルタイム性も向上している。
 また、庁内の防災関係職員との協議の際も、本サービスに各担当職員がログインし、同一画面で一覧化された各種情報を確認できているため、拠点間のスムーズな情報連携も利用メリットである。
 加えて、本サービスはユーザインターフェイスが直感的でわかりやすく、その結果、危機管理室へ着任した新人がスムーズに利用方法を習得できている点も、運用上の利点と感じている。


今後の防災力強化に向けて
 令和6年能登半島地震発生時に、堺市として被災地支援を実施した際に新たに見えた課題への対処や、南海トラフ地震発生への事前の備えや発災時の体制確認などを着実に行い、引き続き「災害に強く、そして災害から素早く立ち直る堺市」をめざし、防災力の強化に取り組む。

堺市サービス画面イメージ

災害発生の危険度が高まっている場合には、
「防災情報支援サービス」
で常時監視している。
堺市オフィス

危機管理室危機管理課の皆さん
(左から2番目が秋田氏)
  

リンク先
 堺市 ホームページ:https://www.city.sakai.lg.jp/





危機管理室危機管理課の皆さん
(左から2番目が秋田氏)


リンク先
 堺市 ホームページ:
 https://www.city.sakai.lg.jp/