2014/06/02

薔薇祭り

『薔薇』という字を書けますか?



週末、近くに住む息子夫婦の娘(私にとっては孫娘)を連れて、散歩がてら近くの与野公園にバラを観に行きました。
薔薇祭り1


与野公園は1877年(明治10年)に開園された古い公園なのですが、1977年(昭和52年)に造園されたバラ園が特に有名です。ちなみに、バラは旧与野市民の花、現在はさいたま市中央区の花に制定されています。先週の週末5月17日、18日には「与野バラ祭り」が行われて、大勢の人が訪れて賑わっていました。

さすがに女の子、昨年の9月に産まれて、まだ1歳にもなっていないのに、孫娘は色とりどりの綺麗なバラの花を観て、大興奮していました。うんうん(^.^) それにしても見事なバラの花です。近くなので毎年来ていますが、今年は例年以上に綺麗に咲いている感じです。
薔薇祭り2



薔薇祭り3


【追記】
ところで、『バラ』を漢字で書けますか?

『薔薇』という漢字を見た時、これを『バラ』だと読める人がほとんどだと思いますが、反対に『バラ』を漢字で書けと言われてすぐに『薔薇』と書ける人はほとんどいないのではないでしょうか。

“読める”と“書ける”は違う! すなわち、“知っている”と“できる”は根本的に違う!ということです。“知っていること”、すなわち知識はただそれだけでは大きな意味を持ちません。“知っていること”をもとに具体的な行動に起こし、その結果として“恵み”に変えること、これを“知恵”と言います。“知識”を“知恵”にまで昇華することが大事なんです。

では、『薔薇』という字を書けるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

それは、まずはお手本を見ながら、それを参考にして自らの手で何度も何度も練習して、時には失敗もしながら長い時間をかけて自らの身体に覚え込まさなければなりません。書き順を間違えては、『薔薇』という実際の花のような綺麗な字は書けません。ちゃんと昔からの作法通りの順番で書いていかないといけません。

これは仕事でも同じことが言えます。“知っている”とわかったつもりになっていても、それが具体的な行動に変えられなければ(すなわち、できなければ)、なんの役にも立ちません。基本を愚直なまでに繰り返し繰り返し実践して、“知識”を“知恵”の域にまで昇華させなければ…(^-^)v

あなたは『バラ』を漢字で書けますか? (^^)d