2014/09/18

あ~ぁ、今シーズンも「逆襲しない猛虎2014」

神宮球場1

昨日(18日)、私にとっての今シーズン最終戦、東京甲子園スタジアム(またの名を明治神宮野球場と言います)で開催された対東京ヤクルトミルミル・スワローズ戦を観戦に行ってきました(^-^)v

今シーズン、我等が阪神タイガースの貯金は一時期最大で9までいったのですが、肝心の終盤に入って徐々にその貯金を使い果たし、気がつけばここまで67勝64敗1分けの貯金僅かに3。首位ジャビット読売ジャイアンツとは7.5ゲーム差。2位広島カープとも2.5ゲーム差の3位。後ろからは4位横浜DeNAベイスターズが4.5ゲーム差まで追い上げてくる始末で、おいおいおい…(^^;

セ・パ交流戦で大きく負け越し、踏ん張りどころの大事な大事な8月末からの対ジャビット読売ジャイアンツ6試合でも大きく負け越し。これまで何度この光景を見たことか…。学習能力がないったら、ありゃしない┐(‘~`;)┌

思わず“ちゃぶ台”をひっくり返したくなるくらいの不甲斐なさです(ノ-_-)ノ~┻━┻

まぁ~、これは現在2位の広島カープにも言えることですが、悔しいけどジャビット読売ジャイアンツとは底力というか、チームの総合力の点で明らかに差があるってことですね。短期決戦ではなく、1シーズン144試合という長期戦ではそうしたチームの総合力が最後はモノをいいます。

我等が阪神タイガースも、選手の顔ぶれを見る限りは、昨シーズンに比べると明らかに優勝を争うに相応しいくらいのいいチームにはなりました。ただ、なにかが足りない。私は現場の首脳陣(監督、コーチ陣)にいささか問題があると思っていますが…。

この日の試合は1回の表にいきなり2点を先制し、私が球場に到着した時には既に3対0とリード。6回表のノーアウト満塁の絶好のチャンスを1点も取れずにふいにし、嫌ぁ~な空気が三塁側応援席に漂ったのですが、そこは先発した左腕エース能見投手がその後もつけ入る隙を東京ヤクルトミルミルにまったく与えず、被安打5、無四球の零封(9回はリリーフの安藤投手に託しましたが)で5対0の完封勝利。久々に気持ちのいい勝ち試合を楽しむことができました。

この日の試合で8勝目をあげたエース能見投手、残り試合を考えると、あと2つ登板試合はある筈なのだから、その2つとも勝って、虎のエースらしく4年連続の2桁勝利というものを見せてほしいものです!

神宮球場2

これで今シーズンの我等が阪神タイガースは68勝64敗1引き分けの勝率0.515で貯金4。読売に負けた2位広島カープとは1.5ゲーム差と縮まりました。ここまで来たら残り11試合、全部勝って、79勝までいってくれぃ!(でも、まぁ~、無理そうではありますが…) まっ、今シーズンが始まる前までは、私の中では60勝までしか勝ち星が計算できなくて、70勝もできれば上出来だと思っていただけに、よく頑張りました(^-^)v

特に手薄になった先発投手陣に岩田投手が復活し(これまで何度岩田投手に期待を裏切られてきたことか…)、後半に入ってルーキーの岩崎投手が出てきてくれたのが嬉しい誤算でしたね。打線でも西岡選手の開幕直後いきなりの怪我による長期戦線離脱で不在となった1番打者に、生え抜き若手の上本選手が台頭してきて活躍してくれたのが嬉しかったですね。2年目の藤浪投手、ルーキーの梅野捕手をはじめ若手の台頭が例年以上に目立つシーズンでした。これにより、来シーズン以降に大いに期待が持てます。

私の中では今シーズンは昨日の試合観戦でシーズン終了です。今シーズンの私の成績(正しくは、私が観戦した試合の成績)は4勝1敗でした。私が観戦した試合だけで貯金3。と言うことは、残り100試合以上は勝率ほぼ5割ってことなの? ダメじゃ ん。こりゃあ、来シーズンは観戦する試合をもっと増やさないといけないってことかな?

こんなことを書いていますが、実は私の観戦した試合が勝ち越したのは何年ぶりのことなのでしょうか。過去には1つも勝ち試合を観戦したことがなかった悲惨なシーズンも何度かありました。今年は勝ち試合を4つも観戦できて、試合終了後、声高らかに球団応援歌『六甲颪』を3番まで歌うことができました。それがなによりの収穫でした。(^-^)v

「えっ、まだクライマックス・シリーズがあるじゃない」…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、クライマックス・シリーズとは、すなわち“敗者復活戦”のこと。敗者復活戦なんて私の価値観の中ではまったく認めていないので、今シーズンはもうこれで終了です。

さぁ~、来シーズンはもっと上を目指して頑張ろう!!p(^-^)q


【追記】
試合終了後の応援団の皆さんとの“反省会”での話題はもっぱら来シーズンにむけての監督、コーチ陣の人事と、1ヶ月後に迫ったドラフト会議でいったい誰を指名するべきか…でした。私としては、関西学生野球リーグ、京大のエース、田中英祐投手を1位か2位での上位指名でしょう(^^)d あんな弱い国立大学のチームが今シーズンはここまで既に4勝。その 原動力が田中投手で、なにより彼は工学部。野球に専念できる環境を用意してあげれば、もっと伸びると私は思っています。

このように大方の阪神ファンの関心は、既に完全に来シーズンのほうに向けられています。そういうところに“秋”を感じますが、まぁ、今年は9月のこの時期まで “今シーズン”というものを楽しませていた だいたので、ヨシッ!…ってことにしています。過去には5月のGWが明けた頃に、早くも“秋風”が吹いていた年が何年もありましたから。

このあたりの感覚、阪神タイガースファンでないと、なかなかご理解いただけないと思います(^^;