2016/04/18
大人の修学旅行2016 in城崎温泉(その3)
「のぞみ7号」は定刻の9時11分に京都駅の13番線ホームに到着しました。山陰本線の特急「はしだて1号」天橋立行きは9時25分の発車なので、乗り換え時間はわずかに14分間。この間に在来線への乗り換え改札を抜けて、山陰本線の列車が発着する1番遠くの31番線ホームまで急いで移動しなくてはいけません。まさに「京都駅構内縦断ツアー」、広い京都駅構内の端から端までの移動になります。「のぞみ7号」では3号車に乗車したのですが、乗り換え改札のあるフロアに降りる階段はホーム中程にあるので、そこまでの距離が馬鹿になりません。おまけに歴史ある国際観光都市・京都。まだ桜のシーズンとは言い難いのですが、観光客と思しき多くの乗客が下車したので、階段のあたりは人で溢れているような状態でした。
しかも海外からの観光客が予想以上に多く、日本の鉄道に乗り慣れていないせいか、急いでいる身としてはメチャメチャ邪魔。どこの国の方とは敢えて申し上げませんが、特に◯国人の団体観光客の方々。乗降客で溢れるホームでわざわざ並んで記念撮影をするこたぁ〜ねぇだろう!!(`_´)ゞ 「郷に入れば郷に従え」という言葉は彼の国にはないようです。「おい、そこの子供、こんなところで走り回るな!、そういうことでは先進国の仲間入りなんてまだまだ先のことだ!」( *`ω´) 時間を気にして焦っていたので、あまりの傍若無人ぶりに殺意のようなものまで感じてしまいました。
外国人観光客によってもたらされた予想以上のロスタイムに、「しまった!、京都駅に到着するまでの間に中程の車両に移動しておくべきだった」と後悔もしながらも、なんとか在来線への乗り換え改札を抜けて、あとは駅構内の案内表示と腕時計を見ながらダッシュで31番線ホームに向かいました。出発の2分前、なんとか31番線ホームに到着し、特急「はしだて1号」に乗り込むことができました。JR京都駅の構内の移動だけだったのですが、なんと乗り換えに10分以上の時間がかかってしまいました。
この京都駅での乗り換えが今回の旅程の最大の難関であることは事前に予想していたのですが、なんとかその最大の難関をクリアーできたようです。京都駅は今から10年以上前に出張のための乗り換えで頻繁に使ったことがあるので、私は土地勘をある程度持っているのです。その時の乗り換えは山陰本線へではなくて、東海道線の大津方面であったり、近鉄京都線であったりでしたが‥‥。加えて、その後、京都駅の駅ビルは大掛かりに建て替えられて、近代的なまったく別の駅のように変わってしまいましたが、どのあたりにどこ方面行きの列車のホームがあるとかの駅の構造自体は変わっていませんし、当時、東京に戻る際に少し時間の余裕がある時などは、山陰本線のホームを見に行ったりしていましたから。
特急「はしだて1号」は定刻の9時25分に静かに京都駅の31番線ホームを出発しました。車両はJR西日本の在来線用直流特急形車両の287系電車。特急「きのさき」や「こうのとり」といった北近畿方面の特急列車や、南紀方面の特急「くろしお」用に2011年から導入された直流電化区間用の車両です。 車体は北陸本線の花形特急列車「サンダーバード」に導入されている683系電車の設計思想が踏襲されていて車体の形状も非常によく似ているのですが、683系が交直流両用なのに対して、287系は直流電化区間専用になっています。なお、北陸新幹線の開業により余剰となった683系車両を直流専用化改造した289系電車もあり、国鉄時代から使用されてきて老朽化した183系電車を完全に置き換えて、287系に混じって北近畿方面の特急列車で運用されています。
特急「はしだて1号」は7両の編成で、このうち後方の3両編成は途中の福知山までで、福知山で分割後、前方の4両編成は山陰本線から分かれて京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)宮福線に入り、日本三景の1つ天橋立まで行きます。私は福知山で福知山線経由でやって来る新大阪駅発城崎温泉駅行きの特急「こうのとり3号」に乗り換えるので、まぁ、どこに乗ってもいいのですが‥‥。
ん⁇ 自由席車両はどこだ⁈ この特急「はしだて1号」、天橋立をはじめ風光明媚な丹後半島に向かう列車なので、通常の都市間輸送主体の特急と異なり観光列車の側面が強いため、ほとんどが指定席車両となっていて、自由席は辛うじて前方の4両編成中に1両を連結しているだけです(確か)。地元京都在住のオネエを始め関西組の皆さんが指定席指定席‥と指定席確保に躍起になっていたのはこのためだったのですね。私は綱渡りのような旅程なので事前の指定席など確保していなくて、行き当たりばったりの自由席旅行。出発直前にやっと自由席車両のところにたどり着き、自由席に乗り込みました。
自由席はほぼ満席。こりゃあ福知山まで立っていくしかないのかな‥‥と覚悟を決めたのですが、車両の中程でシートを回転させて前後向かい合わせの席にして使用していた私よりもうちょっと上の団塊世代の3人組のグループ(女性2名、男性1名)の中に混じって座らせてもらって、なんとか運よく席を確保することができました。福知山到着予定は10時41分。1時間以上も立って行くのはキツいので、本当にラッキーでした。ε-(´∀`; ) 見ると、車両の前後のデッキに立って乗っている乗客の姿があります。
私が座席を確保できて座席に座った直後に「はしだて1号」は発車しました。後ろに流れ去っていくホームを見ながら、しまった! ( ゚д゚) ホームの自販機でペットボトル入りのお茶を買うの忘れちゃった(;^_^A 京都駅での乗り換えでアセアセしちゃったので、やたら喉が渇きます。まぁ〜、1時間ほどの辛抱です(あとでトイレに行くためにデッキに行くと、自販機が設置されているのに気づき、ペットボトル入りのお茶はめでたくゲットできましたが‥‥)。
……(その4)に続きます。
しかも海外からの観光客が予想以上に多く、日本の鉄道に乗り慣れていないせいか、急いでいる身としてはメチャメチャ邪魔。どこの国の方とは敢えて申し上げませんが、特に◯国人の団体観光客の方々。乗降客で溢れるホームでわざわざ並んで記念撮影をするこたぁ〜ねぇだろう!!(`_´)ゞ 「郷に入れば郷に従え」という言葉は彼の国にはないようです。「おい、そこの子供、こんなところで走り回るな!、そういうことでは先進国の仲間入りなんてまだまだ先のことだ!」( *`ω´) 時間を気にして焦っていたので、あまりの傍若無人ぶりに殺意のようなものまで感じてしまいました。
外国人観光客によってもたらされた予想以上のロスタイムに、「しまった!、京都駅に到着するまでの間に中程の車両に移動しておくべきだった」と後悔もしながらも、なんとか在来線への乗り換え改札を抜けて、あとは駅構内の案内表示と腕時計を見ながらダッシュで31番線ホームに向かいました。出発の2分前、なんとか31番線ホームに到着し、特急「はしだて1号」に乗り込むことができました。JR京都駅の構内の移動だけだったのですが、なんと乗り換えに10分以上の時間がかかってしまいました。
この京都駅での乗り換えが今回の旅程の最大の難関であることは事前に予想していたのですが、なんとかその最大の難関をクリアーできたようです。京都駅は今から10年以上前に出張のための乗り換えで頻繁に使ったことがあるので、私は土地勘をある程度持っているのです。その時の乗り換えは山陰本線へではなくて、東海道線の大津方面であったり、近鉄京都線であったりでしたが‥‥。加えて、その後、京都駅の駅ビルは大掛かりに建て替えられて、近代的なまったく別の駅のように変わってしまいましたが、どのあたりにどこ方面行きの列車のホームがあるとかの駅の構造自体は変わっていませんし、当時、東京に戻る際に少し時間の余裕がある時などは、山陰本線のホームを見に行ったりしていましたから。
特急「はしだて1号」は定刻の9時25分に静かに京都駅の31番線ホームを出発しました。車両はJR西日本の在来線用直流特急形車両の287系電車。特急「きのさき」や「こうのとり」といった北近畿方面の特急列車や、南紀方面の特急「くろしお」用に2011年から導入された直流電化区間用の車両です。 車体は北陸本線の花形特急列車「サンダーバード」に導入されている683系電車の設計思想が踏襲されていて車体の形状も非常によく似ているのですが、683系が交直流両用なのに対して、287系は直流電化区間専用になっています。なお、北陸新幹線の開業により余剰となった683系車両を直流専用化改造した289系電車もあり、国鉄時代から使用されてきて老朽化した183系電車を完全に置き換えて、287系に混じって北近畿方面の特急列車で運用されています。
特急「はしだて1号」は7両の編成で、このうち後方の3両編成は途中の福知山までで、福知山で分割後、前方の4両編成は山陰本線から分かれて京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)宮福線に入り、日本三景の1つ天橋立まで行きます。私は福知山で福知山線経由でやって来る新大阪駅発城崎温泉駅行きの特急「こうのとり3号」に乗り換えるので、まぁ、どこに乗ってもいいのですが‥‥。
ん⁇ 自由席車両はどこだ⁈ この特急「はしだて1号」、天橋立をはじめ風光明媚な丹後半島に向かう列車なので、通常の都市間輸送主体の特急と異なり観光列車の側面が強いため、ほとんどが指定席車両となっていて、自由席は辛うじて前方の4両編成中に1両を連結しているだけです(確か)。地元京都在住のオネエを始め関西組の皆さんが指定席指定席‥と指定席確保に躍起になっていたのはこのためだったのですね。私は綱渡りのような旅程なので事前の指定席など確保していなくて、行き当たりばったりの自由席旅行。出発直前にやっと自由席車両のところにたどり着き、自由席に乗り込みました。
自由席はほぼ満席。こりゃあ福知山まで立っていくしかないのかな‥‥と覚悟を決めたのですが、車両の中程でシートを回転させて前後向かい合わせの席にして使用していた私よりもうちょっと上の団塊世代の3人組のグループ(女性2名、男性1名)の中に混じって座らせてもらって、なんとか運よく席を確保することができました。福知山到着予定は10時41分。1時間以上も立って行くのはキツいので、本当にラッキーでした。ε-(´∀`; ) 見ると、車両の前後のデッキに立って乗っている乗客の姿があります。
私が座席を確保できて座席に座った直後に「はしだて1号」は発車しました。後ろに流れ去っていくホームを見ながら、しまった! ( ゚д゚) ホームの自販機でペットボトル入りのお茶を買うの忘れちゃった(;^_^A 京都駅での乗り換えでアセアセしちゃったので、やたら喉が渇きます。まぁ〜、1時間ほどの辛抱です(あとでトイレに行くためにデッキに行くと、自販機が設置されているのに気づき、ペットボトル入りのお茶はめでたくゲットできましたが‥‥)。
……(その4)に続きます。
執筆者
株式会社ハレックス
前代表取締役社長
越智正昭
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