2017/05/22
勝っても負けても虎命!
5月20日(土)、東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)に我等が阪神タイガースの応援に行ってきました。この試合は私の今シーズン初観戦試合です。
今年の阪神タイガースは5月に入ってあれよあれよの快進撃。この日までの10勝4敗で5月だけで貯金6。開幕から38試合消化時点で24勝14敗の貯金10 (貯金は最大12までいきましたが、このところの2連敗で10まで減っちゃいました)。特に5月5日からの対広島東洋カープ3連戦に、なんとなんとの9点差の大逆転がありぃのの3連勝! 前年のセ・リーグ覇者で、今年も圧倒的な強さでそれまで首位を独走していた広島東洋カープに一気に追いつき、そして抜き去ってしまいました。で、目下セ・リーグ首位を阪神電鉄の特急電車のごとく快走中です(⌒▽⌒)
この日の予告先発投手は藤浪晋太郎投手。ここまで3勝1敗。登板試合が雨で流れることが多く、ここまで規定投球回数に達していないものの、この日の試合で6回2/3を投げ切れば規定投球回数に到達し、防御率でトップに立つ可能性もあるので、大いに期待していました。
試合開始は18時ちょうどなのですが、いつものように1時間前の17時ちょっと過ぎには東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)に到着。特に休日の試合は試合開始前の練習からワイワイ言いながら観るのが、私の周辺の阪神タイガースファン仲間(老虎隊)の皆さんのお約束になっているのです。それにしても、皆さん、いろいろな情報をホントよくお持ちですわ!(◎_◎;) スポーツ新聞にも載っていないような情報、いったいどこから入手してくるのでしょうね。感心しちゃいます。
両チームの試合開始前の守備練習を眺めていたのですが、気になったのはブルペン。阪神タイガース先発の藤浪晋太郎投手と、東京ヤクルトミルミルスワローズの先発のライアン小川(小川泰弘)投手が投球練習を行なっていたのですが、両投手とも大荒れ。コントロールが定まらず、なかなかキャッチャーの構えたところに投げてきません。こりゃあこの日の試合は四死球連続の大荒れの試合になって、試合時間も長くなるぞ…という予感がしてきます。
今シーズンの藤浪晋太郎投手は勝ち星こそ3勝を挙げているものの、調子は大乱調。初登板となった4月4日のヤクルト戦(京セラドーム)では先発して5回を投げたものの9つの四死球を与えて大乱調。2失点で負け投手となりました。1回から打者に尻もちをつかせるような危険なボールを連発し、5回無死1塁の場面で畠山選手に投じたツーシームが顔面付近へ。左肩へ死球を受けて倒れた畠山選手が激高すると、両軍ベンチからナインが飛び出し、あわや大乱闘の事態に…。ヤクルトのバレンティン選手が阪神の矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばし、同コーチが応戦したことで、両者は退場処分を受けました。1ヶ月後の5月4日に行われた対戦(神宮球場)では、7回1/3を投げ1失点に抑えて勝ち投手になったものの、7つも四球を出す大乱調でした。藤浪晋太郎投手対東京ヤクルトミルミルスワローズは遺恨試合の様相さえ呈し始めています。そろそろコントロールも定まってくる頃ではないか…と思っていたのですが、どうもまだまだのようです。かなり心配です。
両チームのスターティングメンバーを見ると、数年前から考えると全く別のチームのように大幅にメンバーが入れ替わっています。特に阪神タイガース。昨年、金本知憲監督が就任すると将来を見越して積極的に若手選手の登用を図ってきたこともあり、また起用された若手選手達もその監督の期待に応えて着実に結果を残してきたことで、こういうスターティングメンバーになっているのでしょう。
1番 レフト高山
2番 セカンド上本
3番 センター糸井
4番 ライト福留
5番 ファースト原口
6番 サード鳥谷
7番 ショート糸原
8番 キャッチャー梅野
9番 ピッチャー藤浪
今年、糸井選手がフリーエージェント(FA)でオリックス・バッファローズから加わってきてくれたおかげで、こういう純和製の魅力的な打順が組めるようになってきました。これは大きいです。選手間のポジション争いも激しくなって、選手の層も厚くなってきました。なんと言っても以前は打順は1番か3番で鉄板のようにショートを守っていた鳥谷選手が6番サードですからね。
18時ちょうどに試合開始。藤浪投手は1回こそ三者凡退で無難に切り抜け安心させてくれたのですが、続く2回2死1塁の場面では直球がすっぽ抜け、中村選手の腰付近に死球を与えてしまいました。あ~あ、やっちゃった…。この1球はぶつけられた中村選手も痛かったでしょうが、それ以上に阪神タイガース、及び阪神タイガースファンにとっても痛い1球になりました。4月4日の対戦で畠山選手に死球を当て、乱闘が起きた因縁が頭に蘇ったのか、その後、藤浪投手の制球が乱れに乱れます。2回は続くバッターを打ち取って0点で終わらせたものの、3回に大炎上。先頭の9番ピッチャーの小川選手にストレートのフォアボールを与えたところから3つの四球を与え、そこに暴投まで絡み、ストライクを取りに甘く入ったボールを雄平選手と今浪選手に適時打を浴びて4失点。2回に原口選手の2塁打と鳥谷選手のタイムリーヒットでせっかく挙げた先制点をひっくり返されて一気に3点のビハインドを背負うことになってしまいました。
藤浪投手は続く4回、先頭の大引選手にいきなりストレートのフォアボールを与えます。ここで堪らず金本監督がベンチを飛び出し、ピッチャーの交代を球審に告げました。次打者は9番ピッチャーの小川選手。通常で考えればここは送りバントしかないケースですので、この場面でのピッチャー交代はあり得ないことです。よっぽど金本監督の我慢が限界を超え、堪忍袋の緒が切れて激怒しちゃったのかもしれません。それだけこの日の藤浪晋太郎投手は大荒れでした。
これがすべてでしたね。6回にはヤクルトミルミルの3番山田選手に3ランホームランを打たれて万事休す。終わってみれば3対8の完敗でした。ですが、ヒットの数は東京ヤクルトミルミルスワローズの9本に対して、阪神タイガースは1本多い10本。与えた四死球の数が東京ヤクルトミルミルスワローズの4に対して阪神タイガースは7。攻撃もあまりにも淡白そのものでした。この数字がこの試合を的確に表していました。おいおいおいおい…。これで首位をひた走るチームと言えるのか!
私が大好きな藤川球児投手が7回に登板してきたのですが、かつての阪神タイガースの絶対的守護神も今では4点差がついた場面での敗戦処理投手。四球を与えた上にタイムリー2塁打を打たれて1失点。さすがに往年のような球威は感じられません。それでも、自分に与えられた仕事をキッチリとこなそうとしている姿に好感が持てます。やっぱり藤川球児投手には阪神タイガースのユニフォームが似合います。
この日の敗戦で今シーズン2度目の3連敗を喫してしまいました。まぁ~この日の試合は負けたとは言え、この日は2位の広島東洋カープも3位の読売ジャイアンツもともに負けたので順位やゲーム差は変わらず、2位広島東洋カープとゲーム差1.5の首位を維持しています。ここまで39試合を終えて24勝15敗と勝率0.615と好調を続けているのですが、これで安心していられないのが阪神ファンのファン心理ってやつなんです。阪神ファンの場合、ファン心理とは漢字で“不安心理”と書きます。昭和48年(1973年)のシーズンのことがいまだにトラウマとなっていて、いくら貯金を稼いでいたとしても、優勝が決まるまでは決して安心ができないのです。
昭和48年のシーズン、2試合を残して優勝までのマジックは1。残る中日ドラゴンズと読売ジャイアンツの試合のどちらかに勝てば読売ジャイアンツのV9を阻止して優勝が決まるというところまで来ていました。その2試合でよもやの2連敗。目前まで手繰り寄せていた優勝を逃してしまったのです。これがいまだにトラウマになっているのです。ちなみに、この時の中日ドラゴンズの先発投手は後に監督として阪神タイガースを優勝に導く星野仙一さんでした。阪神タイガースの先発は江夏豊さん。誰がどう考えてみても中日戦の先発は上田二朗さんで、読売戦の先発が江夏豊さんで、当時の金田正泰監督の明らかな采配ミスでした。あそこで先発投手のローテーションを弄ってくるとは…。当時、高校2年生だった私でさえ、そう思いましたもの。
いずれにしても、今年はあとしばらくは阪神タイガースの成績に一喜一憂して楽しめそうです(昨年はあまりに早くシーズンが終わっちゃいましたからね)。表題の「勝っても負けても虎命!」は敗戦の痛手を引きずりながら東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)を後に反省会場に向かう途中で、前を歩く阪神タイガースファンの方が羽織っている応援法被(はっぴ)の背中に書かれていたフレーズです。その通りだ!…と思ったので、題名に使わせていただきました。阪神タイガースファンって、何度も期待を裏切られてもそんな阪神タイガースを見捨てられなくて応援をし続ける不思議な集団ではあるのですが、そのファンの気持ちをあまりにも的確に表現している素晴らしいフレーズだと、私は思います。
【追記1】
翌5月21日(日)の試合は、7回に3点を奪って逆転(決勝点は敬遠中の暴投という意外な形で入りました)。5対4で勝利を収め、なんとか連敗を3でストップしました。2位の広島東洋カープはこの日も最下位の中日ドラゴンズに敗れて3連敗。これでゲーム差が2.5に開きました。
とは言え、5月19日(金)のヤクルト戦で5回3失点と3敗目を喫した岩貞投手が2軍落ち。藤浪投手も大乱調で、ふつうなら2軍落ちしてもおかしくない内容。21日の試合ではとうとうプロ初登板初先発のドラフト2位小野泰己投手を使わざるを得ない状況。その小野投手も5回途中4失点のホロ苦デビュー。なんとか勝ったとはいえ、先発投手陣がまるで揃っていない状況なので、この先が思いやられます。藤浪投手の奮起を期待します。
【追記2】
東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)の隣は国立競技場(国立霞ヶ丘陸上競技場)があった筈なのですが、現在は2020年の東京オリンピック開催を目指し新国立競技場建設に向けて解体工事中です。見慣れた“あるべきモノ”がなく、大型のクレーンが何基も立ち並ぶ様は、ちょっと新鮮でした。
今年の阪神タイガースは5月に入ってあれよあれよの快進撃。この日までの10勝4敗で5月だけで貯金6。開幕から38試合消化時点で24勝14敗の貯金10 (貯金は最大12までいきましたが、このところの2連敗で10まで減っちゃいました)。特に5月5日からの対広島東洋カープ3連戦に、なんとなんとの9点差の大逆転がありぃのの3連勝! 前年のセ・リーグ覇者で、今年も圧倒的な強さでそれまで首位を独走していた広島東洋カープに一気に追いつき、そして抜き去ってしまいました。で、目下セ・リーグ首位を阪神電鉄の特急電車のごとく快走中です(⌒▽⌒)
この日の予告先発投手は藤浪晋太郎投手。ここまで3勝1敗。登板試合が雨で流れることが多く、ここまで規定投球回数に達していないものの、この日の試合で6回2/3を投げ切れば規定投球回数に到達し、防御率でトップに立つ可能性もあるので、大いに期待していました。
試合開始は18時ちょうどなのですが、いつものように1時間前の17時ちょっと過ぎには東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)に到着。特に休日の試合は試合開始前の練習からワイワイ言いながら観るのが、私の周辺の阪神タイガースファン仲間(老虎隊)の皆さんのお約束になっているのです。それにしても、皆さん、いろいろな情報をホントよくお持ちですわ!(◎_◎;) スポーツ新聞にも載っていないような情報、いったいどこから入手してくるのでしょうね。感心しちゃいます。
両チームの試合開始前の守備練習を眺めていたのですが、気になったのはブルペン。阪神タイガース先発の藤浪晋太郎投手と、東京ヤクルトミルミルスワローズの先発のライアン小川(小川泰弘)投手が投球練習を行なっていたのですが、両投手とも大荒れ。コントロールが定まらず、なかなかキャッチャーの構えたところに投げてきません。こりゃあこの日の試合は四死球連続の大荒れの試合になって、試合時間も長くなるぞ…という予感がしてきます。
今シーズンの藤浪晋太郎投手は勝ち星こそ3勝を挙げているものの、調子は大乱調。初登板となった4月4日のヤクルト戦(京セラドーム)では先発して5回を投げたものの9つの四死球を与えて大乱調。2失点で負け投手となりました。1回から打者に尻もちをつかせるような危険なボールを連発し、5回無死1塁の場面で畠山選手に投じたツーシームが顔面付近へ。左肩へ死球を受けて倒れた畠山選手が激高すると、両軍ベンチからナインが飛び出し、あわや大乱闘の事態に…。ヤクルトのバレンティン選手が阪神の矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばし、同コーチが応戦したことで、両者は退場処分を受けました。1ヶ月後の5月4日に行われた対戦(神宮球場)では、7回1/3を投げ1失点に抑えて勝ち投手になったものの、7つも四球を出す大乱調でした。藤浪晋太郎投手対東京ヤクルトミルミルスワローズは遺恨試合の様相さえ呈し始めています。そろそろコントロールも定まってくる頃ではないか…と思っていたのですが、どうもまだまだのようです。かなり心配です。
両チームのスターティングメンバーを見ると、数年前から考えると全く別のチームのように大幅にメンバーが入れ替わっています。特に阪神タイガース。昨年、金本知憲監督が就任すると将来を見越して積極的に若手選手の登用を図ってきたこともあり、また起用された若手選手達もその監督の期待に応えて着実に結果を残してきたことで、こういうスターティングメンバーになっているのでしょう。
1番 レフト高山
2番 セカンド上本
3番 センター糸井
4番 ライト福留
5番 ファースト原口
6番 サード鳥谷
7番 ショート糸原
8番 キャッチャー梅野
9番 ピッチャー藤浪
今年、糸井選手がフリーエージェント(FA)でオリックス・バッファローズから加わってきてくれたおかげで、こういう純和製の魅力的な打順が組めるようになってきました。これは大きいです。選手間のポジション争いも激しくなって、選手の層も厚くなってきました。なんと言っても以前は打順は1番か3番で鉄板のようにショートを守っていた鳥谷選手が6番サードですからね。
18時ちょうどに試合開始。藤浪投手は1回こそ三者凡退で無難に切り抜け安心させてくれたのですが、続く2回2死1塁の場面では直球がすっぽ抜け、中村選手の腰付近に死球を与えてしまいました。あ~あ、やっちゃった…。この1球はぶつけられた中村選手も痛かったでしょうが、それ以上に阪神タイガース、及び阪神タイガースファンにとっても痛い1球になりました。4月4日の対戦で畠山選手に死球を当て、乱闘が起きた因縁が頭に蘇ったのか、その後、藤浪投手の制球が乱れに乱れます。2回は続くバッターを打ち取って0点で終わらせたものの、3回に大炎上。先頭の9番ピッチャーの小川選手にストレートのフォアボールを与えたところから3つの四球を与え、そこに暴投まで絡み、ストライクを取りに甘く入ったボールを雄平選手と今浪選手に適時打を浴びて4失点。2回に原口選手の2塁打と鳥谷選手のタイムリーヒットでせっかく挙げた先制点をひっくり返されて一気に3点のビハインドを背負うことになってしまいました。
藤浪投手は続く4回、先頭の大引選手にいきなりストレートのフォアボールを与えます。ここで堪らず金本監督がベンチを飛び出し、ピッチャーの交代を球審に告げました。次打者は9番ピッチャーの小川選手。通常で考えればここは送りバントしかないケースですので、この場面でのピッチャー交代はあり得ないことです。よっぽど金本監督の我慢が限界を超え、堪忍袋の緒が切れて激怒しちゃったのかもしれません。それだけこの日の藤浪晋太郎投手は大荒れでした。
これがすべてでしたね。6回にはヤクルトミルミルの3番山田選手に3ランホームランを打たれて万事休す。終わってみれば3対8の完敗でした。ですが、ヒットの数は東京ヤクルトミルミルスワローズの9本に対して、阪神タイガースは1本多い10本。与えた四死球の数が東京ヤクルトミルミルスワローズの4に対して阪神タイガースは7。攻撃もあまりにも淡白そのものでした。この数字がこの試合を的確に表していました。おいおいおいおい…。これで首位をひた走るチームと言えるのか!
私が大好きな藤川球児投手が7回に登板してきたのですが、かつての阪神タイガースの絶対的守護神も今では4点差がついた場面での敗戦処理投手。四球を与えた上にタイムリー2塁打を打たれて1失点。さすがに往年のような球威は感じられません。それでも、自分に与えられた仕事をキッチリとこなそうとしている姿に好感が持てます。やっぱり藤川球児投手には阪神タイガースのユニフォームが似合います。
この日の敗戦で今シーズン2度目の3連敗を喫してしまいました。まぁ~この日の試合は負けたとは言え、この日は2位の広島東洋カープも3位の読売ジャイアンツもともに負けたので順位やゲーム差は変わらず、2位広島東洋カープとゲーム差1.5の首位を維持しています。ここまで39試合を終えて24勝15敗と勝率0.615と好調を続けているのですが、これで安心していられないのが阪神ファンのファン心理ってやつなんです。阪神ファンの場合、ファン心理とは漢字で“不安心理”と書きます。昭和48年(1973年)のシーズンのことがいまだにトラウマとなっていて、いくら貯金を稼いでいたとしても、優勝が決まるまでは決して安心ができないのです。
昭和48年のシーズン、2試合を残して優勝までのマジックは1。残る中日ドラゴンズと読売ジャイアンツの試合のどちらかに勝てば読売ジャイアンツのV9を阻止して優勝が決まるというところまで来ていました。その2試合でよもやの2連敗。目前まで手繰り寄せていた優勝を逃してしまったのです。これがいまだにトラウマになっているのです。ちなみに、この時の中日ドラゴンズの先発投手は後に監督として阪神タイガースを優勝に導く星野仙一さんでした。阪神タイガースの先発は江夏豊さん。誰がどう考えてみても中日戦の先発は上田二朗さんで、読売戦の先発が江夏豊さんで、当時の金田正泰監督の明らかな采配ミスでした。あそこで先発投手のローテーションを弄ってくるとは…。当時、高校2年生だった私でさえ、そう思いましたもの。
いずれにしても、今年はあとしばらくは阪神タイガースの成績に一喜一憂して楽しめそうです(昨年はあまりに早くシーズンが終わっちゃいましたからね)。表題の「勝っても負けても虎命!」は敗戦の痛手を引きずりながら東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)を後に反省会場に向かう途中で、前を歩く阪神タイガースファンの方が羽織っている応援法被(はっぴ)の背中に書かれていたフレーズです。その通りだ!…と思ったので、題名に使わせていただきました。阪神タイガースファンって、何度も期待を裏切られてもそんな阪神タイガースを見捨てられなくて応援をし続ける不思議な集団ではあるのですが、そのファンの気持ちをあまりにも的確に表現している素晴らしいフレーズだと、私は思います。
【追記1】
翌5月21日(日)の試合は、7回に3点を奪って逆転(決勝点は敬遠中の暴投という意外な形で入りました)。5対4で勝利を収め、なんとか連敗を3でストップしました。2位の広島東洋カープはこの日も最下位の中日ドラゴンズに敗れて3連敗。これでゲーム差が2.5に開きました。
とは言え、5月19日(金)のヤクルト戦で5回3失点と3敗目を喫した岩貞投手が2軍落ち。藤浪投手も大乱調で、ふつうなら2軍落ちしてもおかしくない内容。21日の試合ではとうとうプロ初登板初先発のドラフト2位小野泰己投手を使わざるを得ない状況。その小野投手も5回途中4失点のホロ苦デビュー。なんとか勝ったとはいえ、先発投手陣がまるで揃っていない状況なので、この先が思いやられます。藤浪投手の奮起を期待します。
【追記2】
東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)の隣は国立競技場(国立霞ヶ丘陸上競技場)があった筈なのですが、現在は2020年の東京オリンピック開催を目指し新国立競技場建設に向けて解体工事中です。見慣れた“あるべきモノ”がなく、大型のクレーンが何基も立ち並ぶ様は、ちょっと新鮮でした。
執筆者
株式会社ハレックス
前代表取締役社長
越智正昭
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