ハレックスの緊急地震速報サービス「なまずきん」がPLUM法に対応します。(気象庁予報業務変更認可 第108-4号)
2019年8月09日
ハレックスの緊急地震速報サービス「なまずきん」は、気象庁が全国的に整備された地震観測網によって、地震発生の際に震源地に最も近い専用地震計により検知された気象庁から提供されるP波の初動データを使って求めた震度予測や到達時間予測などを即座に伝送するものであり、現在も多くのお客様にご利用いただいております。
この度、気象庁は、巨大地震が発生した際でも精度よく震度予想できる手法(PLUM法※1)を導入した緊急地震速報の運用を開始し、予報業務許可事業者においても同様の手法で地震動の予報業務が可能となるよう、2018年3月30日に気象業務法施行規則を改正し公布しました。
弊社におきましては、緊急地震速報サービス「なまずきん」の精度向上を図るべく、令和元年7月26日付でPLUM法での予報業務認可を取得しました。新しい緊急地震速報サービス「なまずきん」は、従来法とPLUM法の長所を組み合わせた「ハイブリッド法」を取り入れることで、より高精度な緊急地震速報をご提供致します※2。
※1 PLUM(Propagation of Local Undamped Motion)法とは、震源推定を行わずに予測地点周辺の観測値から震度を予測する手法であり、震度の観測値(リアルタイム震度)を基に震度を予測することで、震源推定に関係なく震度の予想を行うものです。これにより東北地方太平洋沖地震のような巨大地震の場合も、震源から遠い地域に対しても精度の高い予想震度を発表することが可能になります。
より詳しい資料をご覧になりたい方は、以下のリンク先をご参照ください。
PLUM法を利用したハイブリッド法のご案内
※2 令和元年度中にご提供開始予定です。