株式会社ルグラン様

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株式会社ルグラン様

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概要

お客様の課題
 インターネット広告業界では、従来はCookie(クッキー)を基にしたターゲティング広告が主流であったが、2018年のGDPR(EU一般データ保護規則)や2022年の日本における個人情報保護法の改正に伴うCookie規制の動きを受け、ルグラン社では新しいターゲティング手法の確立と、ユーザにとってより「役に立つ」広告を配信する手法を模索していた。

導入製品と効果
 気象データとユーザの位置情報を利用した広告配信サービス「weathermarketing.net®」において「HalexDream!」の1kmメッシュデータを採用することで、精度の高いターゲティング広告を配信できるようになった。
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概要

お客様の課題
 インターネット広告業界では、従来はCookie(クッキー)を基にしたターゲティング広告が主流であったが、2018年のGDPR(EU一般データ保護規則)や2022年の日本における個人情報保護法の改正に伴うCookie規制の動きを受け、ルグラン社では新しいターゲティング手法の確立と、ユーザにとってより「役に立つ」広告を配信する手法を模索していた。

導入製品と効果
 気象データとユーザの位置情報を利用した広告配信サービス「weathermarketing.net®」において「HalexDream!」の1kmメッシュデータを採用することで、精度の高いターゲティング広告を配信できるようになった。


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泉様 “お一人お一人が何のために渋谷に来たのか、過去何を買ったのかは当然わからない。わからないんだけれど、でも「暑いな」って歩いている人たちにとって、「こういうものがあったら涼しくていいですよね」っていう広告が出せれば、それが「役に立つ」広告だと思うんです。”


共同CEO
泉 浩人様
山辺様 “検索連動型広告のコンバージョン率は広告の中で一番高いと言われているんですが、事前検証の結果、天気情報を基に広告を提示すると、検索連動型広告と同程度のコンバージョン率が発生したということは、天気情報に関連した広告配信には十分な可能性があると考えました。”


共同CEO
山辺 仁美様
泉様 “お一人お一人が何のために渋谷に来たのか、過去何を買ったのかは当然わからない。わからないんだけれど、でも「暑いな」って歩いている人たちにとって、「こういうものがあったら涼しくていいですよね」っていう広告が出せれば、それが「役に立つ」広告だと思うんです。”
共同CEO
泉 浩人様


山辺様 “検索連動型広告のコンバージョン率は広告の中で一番高いと言われているんですが、事前検証の結果、天気情報を基に広告を提示すると、検索連動型広告と同程度のコンバージョン率が発生したということは、天気情報に関連した広告配信には十分な可能性があると考えました。”
共同CEO
山辺 仁美様




導入ソリューション
HalexDream!


導入の背景
 ルグラン社は、検索エンジンでの有料リスティング広告サービス提供会社であった米オーバーチュアが日本へ進出した際の日本オフィス立ち上げメンバーであった泉浩人氏と山辺仁美氏が設立したウェブマーケティング企業。顧客のインターネット広告配信の運用代行、ウェブサイトやアプリの設計デザイン、顧客が保有するデータを活用した新サービスの開発支援など、デジタル技術を使って顧客の課題を解決する事業を展開している。


お客様の課題
 インターネット広告においては、ユーザの興味や関心を推測し、ターゲットを絞り込んで適切な広告を配信する、いわゆるターゲティング広告が、費用対効果を最大化する手法として確立されてきた。その基盤となっているのがCookie(クッキー)と呼ばれるユーザのWebサイトアクセス履歴データであり、この情報を活用してユーザに最適化された広告を配信していた。
 しかし、ユーザのプライバシー保護の観点から、2018年のGDPR(EU一般データ保護規則)や2022年の日本における個人情報保護法の改正に伴うCookie規制の動きにより、ポストCookie時代が到来。広告業界ではWebにおける新しいターゲティング手法の確立が重要課題となっていた。
 そのような変革期において、ルグラン社はCookieの代替手段を模索しつつ「役に立つ」広告をコンセプトとして、顧客に良好な広告体験を提供するための広告配信手法を模索していた。


解決の打ち手とハレックス選定理由
 泉氏と山辺氏がCookieに変わるターゲティングの代替手段として注目したのが、気象データであった。気象状況と一般消費者の行動には大きな関係があることは従来より認識されていたが、偶然に気象データについて詳細に触れる機会があり、それを契機に気象データをベースにしたターゲティング手法の企画開発に着手した。
 まず、天気に合わせた女性向けコーディネート提案サービス「TNQL(テンキュール)」をリリースし、天気情報への関心、および行動変容の可能性を確認。そして2022年はに、気象データとユーザの位置情報を用いた広告配信サービス「weathermarketing.net」をリリースした。
 気象データの提供元としてハレックスを選定した理由は二点。
 一点目は、ハレックスの気象データが1kmメッシュ単位で提供されていること。広告配信にはユーザの位置情報と気象情報を紐づける必要があり、「役に立つ」広告を配信するためには、よりきめの細かい1kmメッシュの気象データは利用価値が高いと判断した。
 二点目はハレックス担当者によるコンサルティングサポート。ハレックスには気象予報士が多数在籍しており、導入検討の際には気象データに関する専門的な情報の提供を受けることができ、さらには、その気象データを活用したアイデアの創出についてもハレックスのコンサルティングサポートを受けた結果、「weathermarketing.net」のリリースに繋がっている。


導入効果
 「weathermarketing.net」では、ユーザの位置に応じた気象状況に適した広告を表示できるようになり、その結果ユーザにとってより自身の状況に即した「役に立つ」広告として認知され、CTR(広告のクリック率)が大きく改善した。
 また、気象専門会社が天気予報アプリなどの自社プラットフォームで展開している広告配信サービスと比べ、ルグラン社の「weathermarketing.net」はYouTube、Instagram、Facebook、Google、Yahoo!など主要な媒体に対応、各媒体が保有する莫大なユーザの位置情報と気象データを掛け合わせてと広告配信を行うため、市場カバレッジが大きい。さらに、天気に合わせて広告を自動で切り替え、また「雨の日は配信停止」などのカスタマイズ設定も可能な点も、クライアントがら高評価を得ている。


今後のサービス強化に向けて
 「役に立つ」広告の配信をコンセプトに行ってきたこれまでの広告配信のナレッジを活かし、今後はCRM(顧客管理システム)分野での広告配信を強化することを準備中。ドラッグストアや家電量販店など、小売店舗の既存会員向けCRMマーケティングの一環として、「役に立つ」情報としての天気連動型広告を配信し、クライアントの事業拡大に寄与したいと考えている。

weathermarketing.net管理画面

weathermarketing.net管理画面
気象要素毎に詳細な配信設定が可能
アピール

展示会で「weathermarketing.net」をアピール
(右から三番目が泉氏、一番左が山辺氏)

リンク先
 株式会社ルグラン:https://legrand.jp/
 weathermarketing.netホームページ:https://www.weathermarketing.net



アピール

展示会で「weathermarketing.net」をアピール
(右から三番目が泉氏、一番左が山辺氏)


リンク先
 株式会社ルグラン:
 https://legrand.jp/
 weathermarketing.netホームページ:
 https://www.weathermarketing.net